人間関係改善の第一歩・自分を変える

人間関係がうまくいかないことで悩みをもっている場合、改善するためのいちばん手っ取り早い方法が、自分を変えるということです。
悩みで苦しい思いをしているのは自分なのに、自分を変えるなんていくらなんでも酷じゃないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、変えるといっても性格をがらりと変えろと言っているのではありません。
人間というものに対する考え方を少しだけ変えるのです。

以下は以前に説明したことと多少似かよります。

人間には一人一人に個性というものがあり、同じ性格、同じ考え、同じ思考回路の人間は一人としていません。
自分だけの価値観で他人を見ていれば、いつか必ず意見がぶつかります。
それが人間関係の悩みの原因となり、下手をすれば老後にまで引きずってしまうことにも。
自分とは異なる価値観の人間と出くわしたならば、真っ向から意見勝負をするのではなく、そんな考え方もあるんだと参考にさせてもらいましょう。
見聞を広げるくらいのつもりで、その人の話を自ら進んで聞かせてもらえるようになればなお良いかと思います。

また、どうにもウマが合わない人間に出会ってしまった場合ですが、ウマが合わないというのもひとつの個性だと思ってください。
人にはそれぞれの個性があるのですから、世の中の人間全てと良い関係を築くことはできないのです。
その人が自分には納得の出来ない考えを持っているとしても、その人はそういう人間なのだと割り切ってしまいましょう。

「なんであの人はああなんだ!もっとこうなってくれたらいいのに」と、その人に変化を求める場合、本人に無理な要求だとかえってこちらが疲れるばかり。
凝り固まった考えでは、人間関係の悩みは増えるばかりです。

親鸞会で仏教を学ぶ知人が言っていました。
「自分が他人に対して不都合に思っているように、他人も自分に対して不都合に思っている何かがある」
確かに、立場を変えればそうだなぁ、と納得したことを覚えています。
あらゆる面でこんな人間もいるのだと知ることは、自分の思考を柔軟にすることにも繋がり、ひいては心身にかかる負担も軽減されるはずです。